🎧【I Want It That Way】歌詞解説に学ぶリアル英会話|Backstreet Boys編

洋楽解説で英会話

🎤カラオケで盛り上がるならこの歌!

Yo!カラオケしてますか?!

この前会社のパーティーで突如ミーティングルームの一室がカラオケルームに突如セットアップされててめっちゃ驚いたKayです。ここスウェーデンではカラオケルームはあんまり一般的じゃなくて、ストックホルムに数えるくらいしかないんだよね。しかもカラオケのマシンが超古くて歌本は手作り感満載のうっすい本、曲は古いのがちょっとだけ、極め付けは番号入力が壁にかけてある電卓みたいなテンキーから入力という。それでも流行ってて予約の取り難い、それがストックホルムのカラオケルーム。でも会社のサプライズカラオケは全然モダンなセッティングだった。KaraFunっていうサービスだったかな。

さてこっから大事な話をするよ!そ、れ、は選曲!!同僚とカラオケするなら、どの歌にする?!みんな色々歌ってたけど、誰もが知っててちょっと懐かしいくらいの曲が一番盛り上がってたぜ!

その中の一曲を今日は紹介するね!

🎵 I want it that way (Backstreet boys)


🧠 I want it that way (Backstreet boys), どんな歌?

Backstreet Boysの1999年の大ヒット曲「I Want It That Way」は、

スウェーデンの音楽プロデューサー Max MartinAndreas Carlsson によって制作されたもの。スウェーデン人って音楽のプロデュースうまくて、こんなに小さな国なのに結構ヒット曲生み出してるんだよね!

んで、実はこの曲、文法的には少しあいまいで不完全な歌詞だと批判されることもあるけど、それこそがこの曲のミステリアスで感情的な雰囲気を作り出してると言われてるんだよね。(Wikipediaによると。)

▶️ Wikipediaでは「歌詞は実際の意味よりもサウンド重視で書かれた」と説明されてましたぁ!


🗣 I want it that way 歌詞解説

[Verse 1: Brian]

You are my fire

君は僕の情熱の火

The one desire

たった一つの願い

Believe when I say

僕が言うことを信じてほしい

I want it that way

僕は、そうあってほしいと思ってるんだ


[Verse 2: Nick]

But we are two worlds apart

でも僕たちはまるで別世界の住人

Can’t reach to your heart

君の心には届かない

When you say

君がこう言うときには

That I want it that way

「君がそう望んでるんでしょ」って…


[Chorus: Nick, All]

Tell me why

教えてよ、なぜなんだ

Ain’t nothin’ but a heartache

ただの胸の痛みなのかい

Tell me why

なぜなんだ

Ain’t nothing but a mistake

ただの過ちだったの?

Tell me why

なぜなのか教えて

I never wanna hear you say

君に言ってほしくないんだ

I want it that way

「私はそう望んでる」なんて

🎯 ここで言う I want it that wayとは?

直訳

I want it that way
私は、それが“あのような形”であってほしいと望んでいる

  • I = 私が
  • want = 望む/〜してほしい
  • it = それ(=状況・関係・状態 など、文脈による)
  • that way = あのように/そういうふうに

つまり、「その状況を、そういう形であってほしい」と言ってる感じ。

じゃあそれを歌の中で読み解くと、、、

歌自体は未練を残しながらもすれ違う恋人同士という感じ。歌の中でI want it that way は彼側からも彼女側からも繰り返し使われていて、曖昧で色々な意味に取れるようになってるんだよね。

最初の彼側では、信じて、「そうなってほしい」と思ってる、というのに対して二番目に出てくる彼女がわからは「あなたがこの形を望んだから」という少し皮肉めいた、あなたがそれでいいと思ってるから、と少し責めてる感じを表してるんじゃないかな。まさにすれ違う恋心。

さっきも言ったように、文法的には少しあいまいで不完全とか言われちゃったりしてるけど、意味を超えて、メロディーと言葉が感情を伝えてくるこの曲は、不完全だから耳に止まって、解釈の余地を残すから聞く人に響くのかなとも思う。サモトラケのニケ像みたいに。


文法的な構造(SVO + 副詞句)

I       want     it         that way  

主語   動詞   目的語     目的語の状態を説明

これは「want + 目的語 + 補語」という形。

✔️ これは **「目的語をそのような状態にしたい」**というパターンで、よくある構文👇

例文意味
I want you happy.君に幸せでいてほしい(=君が幸せな状態を望む)
She wants it quiet.静かにしておいてほしい(=状況が静かな状態を望む)
I want it this way.これをこうしておいてほしい(=“この形”を望む)

なので、“I want it that way” は「“それ”が“そういう形”であってほしい」っていう、状態・形に対する願望を示してるんだ。


✅ 3. 文法的に「あいまい」とされる理由(でもOK)

このフレーズ、文法的には「it」が何を指してるのか、「that way」がどんな状態なのかが明確に定義されていないのがポイント。

💬 でも、それが「感情的・抽象的な表現」としてはリアル!

💡 曲の中では「愛の形・2人の関係」を指してると読み取れる。


✅ 補足:会話での応用

“I want it done by tomorrow.” → 「それを明日までに終わらせてほしい」

“I want it this way.” → 「こうしてほしい」

“I want my coffee strong.” → 「コーヒーは濃いのがいい」


📘 これだけ覚えて帰って!今日のフレーズ:Tell me why

意味:なんでなの?/理由を教えて

文法ポイント

“tell + 人 + 疑問詞”の構文。疑問文ではなく、いわゆる命令文って呼ばれるものだけど、親しい間柄だったら命令という感じは全くなし。バンバン使うよね。

応用パターン:

“Tell me what happened.”(何があったのか教えて)

“Tell me where you’re going.”(どこに行くのか教えて)

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